働く人などを熱中症から守ろうという動きが広がっています。
(経済部記者 野中夕加 佐野裕美江)
猛暑の日は出勤しなくてもOK
埼玉県にある、スマートフォンのケースなどの開発や販売を行う従業員20人あまりの会社では、おととしから独自の取り組みを行っています。
その名も「熱中症対策リモートワーク推奨デー」。
会社が定めた暑さの基準に達した場合に、従業員にリモートワークを促しているのです。
取り組みのきっかけは、過去に起きたある出来事でした。
おととしの夏の朝、出勤してきた山本副社長は会社の前の路上で、前方から歩いてきた高齢女性が、突然、倒れる事態に直面したのです。
朝から気温が上昇していた暑い日で、女性は熱中症と見られる症状で搬送されたといいます。
当時の状況を説明する 山本副社長
トリニティ 山本洋平副社長
「ちょっとフラフラしているなって遠目で見ていたら、そのまま顔からバタンと倒れてしまいました。最初、自分で立ち上がろうとしたのですが、全身がけいれんして立ち上がれない状態でした。これはまずいと思って会社で涼んでもらい、救急車を呼びました。この暑さでは、いつ起きてもおかしくないことだとは思いましたが、びっくりしました」
この出来事からしばらくして、今度は社内でも熱中症の症状を訴える従業員が出ました。
連日、気温の高い日が続いていた時期で、電車と徒歩での出勤途中に、吐き気やめまいで気分が悪くなったといいます。
過去に熱中症の症状が出た従業員
「自宅から駅まで歩いて汗をたくさんかき、その日は電車も混んでいてすごく気分が悪くなりました。会社に到着して冷たい水を飲みましたが回復せず、頭も回らなくなり、仕事をするのは無理でした。当時はランニングをするなどしていて自分は体が強く、熱中症になるはずがないと思っていましたが、実際にはそうではありませんでした」
厳しい暑さがもたらす深刻なリスクを目の当たりにした経営陣は、すぐに暑い日はリモートワークを呼びかけることを決めました。
当初、呼びかけの基準としていたのは、会社がある新座市の翌日の予想最高気温です。
おととしは39度、去年は38度を超えた場合に呼びかけていました。
しかし、基準に該当した日は、おととしが1回、去年が2回だけ。当日、予想を超えて気温が上がる日も少なくなく、実態と合っていないと感じていました。
そこで、ことしからは環境省が発表する「暑さ指数」の予測を基準にすることに。
以下ソース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240723/k10014519201000.html
引用元: ・働く人を熱中症からどう守る? 猛暑の日は出勤しなくてもOK? [PARADISE★]
なんのための労基署やねん
昼夜逆転で。
法律で義務として危険手当を25%課すとか消費者も当然それぐらい払うべき
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